つまんないものはつまんないよ

「つまんないことはつまんないよ、
 ニューヨークでもパリでも、
 ロンドンでも東京でもね」
多感な年頃、中森明夫さんの短編小説
「東京トンガリキッズ」にやられた一人です。
「東京トンガリキッズ」は80年代ポップカルチャーを語る上では
無視できない存在の短編小説。
当時、トンガった若者(とそれに憧れる若者)たちが愛読していた
パンクやニューウエーブの情報誌「宝島」に読み切り連載されていたのです。
いま読み返してみると、
小説としては相当な荒削り作品で、びっくりしたりもするのですが(笑
当時のキーワードや、音楽、時代の体温のようなものを感じて
結局、とても感動してしまいます。
先日、清志郎が亡くなったという報道を見たとき、
やっぱり思い出さないではいられなかった……。
たぶん、一部の人にとって「トンガリキッズ」は
いまも、そういう、心の真ん中で生き続けているコンテンツなんじゃないか
と思います。
冒頭の「つまんないものは…」は、
その東京トンガリキッズの作中に登場するキャラクター、ローリーのもの。
読み切り短編のトンガリキッズには珍しく、2回登場する
男のコみたいな女のコのキャラクター。
中森さんもお気に入りの登場人物だったにちがいありません。
じつは、そのローリーに、先日、会ってきました!

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